初心者のための合気道予備知識

稽古の流れ

1.準備運動

2.先生がこれからやる技の手本を見せます

3.ペアになって繰り返し練習

4.2と3を繰り返す

 

 

受けと取り

技をかける側が「取り」、かけられる側が「受け」と、合気道では独特な表現が使われています。最後に受け身を取る人が「受け」です。

 

主に「受け」の人が、相手の手首を取ったり、突きなどを行い、「取り」の人が、稽古する技をかけます。それを主に左右表技、次に左右裏技を行って、全部で四回行ったら交代します。

 

 

技の種類

合気道の基本の技は、一教、ニ教、三教、四教、四方投げ、入身投げ、小手返し、回転投げ、天地投げ、呼吸投げと呼ばれるものが主な技で、その数自体は多くありません。

 

それらの技を、正面打ち、横面打ち、突き、片手取り、両手取り、諸手取り、後ろ取り、胸取り、袖取り、相半身、逆半身、座って行うといったように、色々なバリエーションを付けて稽古します。

 

その他に短刀や杖、木剣を使った稽古もあります。

 

 

合気道は手と足を一緒に使う

普通歩く時は、左足が前に出る時、右手が前に出るというように手と足が交差します。しかし合気道はそれとは逆に、手と足を一緒に使うことが多いです。

 

例えば右で突くなら右足が前に出るというように、出る方の手と同じ側の足が出て、技をかけたりします。

 

普段の体の使い方とは違うので、その延長で稽古すると頭が混乱してしまいますが、この手と足を一緒に使う動きを覚えておくと、合気道が非常にやりやすくなります

 

 

手首を掴む

合気道は突きや正面打ち、袖取りなど、色々なバージョンで技を稽古しますが、片手を掴まれた状態で技をかける片手取りをよく行います。

 

その際初心者は、自分が手首を持つのか持たれるのかよく分からず、戸惑ったりします。合気道は一見すると手首を持たれ不利な状態から技をかけますが、片手取りの技を受ける時には、相手の手首を掴むようにして下さい。

 

 

合気道は力まない

スポーツや格闘技などのように、一般的な筋力を鍛えて、技をかけたりするものではありません。

 

自然の理に適った力、合気道で使う力を身に付けるようにしていきます。それには力まないことです。

 

力まないことが極意とも言われています。

 

 

合気道の理合

小さい人でも大きい人を投げたりすることが出来るのは、相手に力を出せない状態を作り出し、逆に自分は最大限の力を発揮出来る状態で技をかけるためです。

 

例えば強い力が出せるのは体の正面で、横などには強い力を出すことは出来ません。また相手の力や勢いを利用することで、大きい相手も投げることが出来ます。

 

 

見て覚える

最近の傾向として、教える側も習う側も教えることや習うことが当たり前になっています。しかし武道で大事なのは、「見て覚える」ことと、頭で考えるのではなく「感じ取る」ことです。

 

教えて貰ってばかりでは、教えて貰わないことしか出来なくなりますし、本当の技が身に付きません。間違ってもいいから余り頭で考えず、自分で真似てやってみる事も大切です。

 

 

当身が七分

合気道の稽古は、投げ技を主に行っていますが、実戦では当身が七分と言われ、当身が非常に重要です。

 

 

武道は秘密主義

日本の武道は、事細かく教えられて覚えるのではなく、見て盗むものでした。また初伝、中伝、奥伝、秘伝、口伝、極意といった言葉があるように、一番大事な所は秘密にされてきました。

 

合気道も重要な所は秘密にされ、また歴史と共に技が変わっていたりもします。そのため習ったことをただ稽古するだけでなく、自分で研究し追求していく必要があります。